隠し事が多い人は不幸になっていく

photo of woman behind door

ちょっとわからない人って魅力的に見えるのではないか?

ミステリアスな人ってなんかステキだよね。
ってそんな誤解があるのです。

人は知り合ったばかりの頃は、わからないことだらけです。それが当たり前。自分が持ってないものを持っている人に魅力を感じ、同じものを持っている人に共感を覚えます。それが好奇心となって惹かれ合うというパターンはもちろんあるのです。

これはほんの初期段階だけにすぎません。

隠し事が多い人、オープンな人、あなたはどちらを信用しますか?

これ他人の秘密を言うことではありません。自分ごとについて隠している人とオープンにしている人どちらが信頼できるかということです。

多くの人はオープンな人を信頼します。

隠し事があるということは嘘をついているようにも見えるから。怪しい人に見えてくるんですよね。体の使いたもコソコソして余計に怪しく見えてきます。緊張感が伝わってもくるのです。隠し事が多い人は一緒にいても気持ちが良くないし信頼されないのです。

オープンな人ってリラックスしているのです。隠し事がないって楽なことなんです。体もゆるんでいます。なので一緒にいて緊張感がないのでリラックスできます。そんな人に人は好意を持ちますし、信頼をしていきます。

隠し事が多い人って心理学的には罪悪感を持っていることが多いです。自分が悪いんじゃないか、自分を罰せなくてはならないんじゃないか、自分なんて受け入れてもらえないんじゃないかと思ったりしています。そしてその奥には何か対する怒りが隠れていたりもします。

セッションをしていて、物事がうまくいかない人のパターンとして隠し事をしているということがあります。自覚して隠している場合もあるし、無意識に隠している場合もあります。こんなことを言ったら受け入れてもらえないんじゃないというのは自覚しているパターンです。

こんな場合、罪悪感を癒す必要があります。心理セラピーの領域です。

罪悪感を癒してオープンになった方は、こんな楽な世界があるなんて夢にも思わなかったと言われることがとても多いです。隠し事をしていると辛いんですよね。

感情を癒すって心理セラピーで大切にしていることのひとつなんですよね。

隠し事が多いと思っているあなた。癒したら世界が変わって見えるかもしれませんよ!

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量子力学とファシリテーション

man standing near body of water

セミナーやワークショップでグループワークをする時に、グループをサポートしてくれる人が付くことがある。もちろん、小さなものではセミナーリーダーや講師の方がサポートしてくれることがある。そんな人をファシリテーターと呼んでいます。グループが円滑に意見をシェアしたり、活動するための技術がファシリテーションです。

ファシリテーターがグループに影響を与えないようにとか言う場合もありますが、これ絶対に無理なことなんですよね。人はいるあけで影響を与えてしまう。介入も少ない方が良いと言ったりもしますが、いるだけで影響を感じるんですよね。

量子力学の考え方で、観察者がいる時といない時で、実験結果が変わるという現象が起こります。観測問題とも呼ばれています。

この場合、グループにファシリテーターがいるかいないかで結果が変わるということです。

そして、いる場合といない場合を比較検証ができないということでもあります。科学の実験とは違い人間の場合は比較検討が難しいのです。心理実験も傾向しかわかりませんから。

僕自身がファシリテーターである場合に、その場にいる人は影響を与え合っていると考えています。なので、自分も含めて全体をグループと考えてファシリテーションします。いる人は全員参加者という考え方です。例え見学者の方でも。場の外側で起きていることも必要な情報を持っていると考えています。僕の意識している範囲内はすべて影響力を持っている場だと考えています。

ファシリテーターってその場を支配するゲームマスター的な要素があるんですよね。いくら気配を消そうが、いくら介入しないようにしていようが、いくらコントロールしないでいようが、影響を与えているのです。

逆説的ですが、この影響力を与えていることを認めていることが、一番影響を与えないんじゃないかなと思ったりするんですよね。自分も場づくりをしている仲間になってしまうという意識です。

ファシリテーターという言葉に出会って25年。もうそんなに経っているんですね。

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野外心理カウンセリング

密かに開発中の野外セッションに行ってきました。

普通、心理カウンセリングといえば室内で行うもの。これを野外でやろうという試みです。山を歩き、ハンモックを張って、セッション。そしてご飯を作り食べて山を降りるのです。

自然の中で行うので、自分で選択する必要がでてきます。誰かに頼るのではなく自分の力で解決することが重要だったりすることもあります。自立と選択が体験しながらできるようになることがひとつの目的です。

もうひとつは、今あるテーマをカウンセリングをしながら心理分析して、心理療法を行うのです。時には深層心理まで扱うこともあります。感情を癒すことも重要であり、新しい選択、新しい言葉、新しい行動を決めたりもします。

日常ではなく非日常に身を置くことで、気づきが深まることがあるのです。

今回も大きな気づきがあったようですね。

駅前の案内側は普段はこんなに穏やかです。大雨の後はこんなになったりも。

よく見ると工事のフェンスがなくなっています。確か来年完成の予定だったと思うのですが、今時期一時解放しているそうです。噂では7月中旬にクローズになるとかならないとか。

子供たちは水遊び大好きですね。そうそう大人の水遊びもやりますよ。

暑い時はこのスケモックがいい感じです。ここに蚊帳をつってセッション後に爆睡しました。そう深い部分の意識をあつかうと眠くなるのです。脳が記憶や認知の整理をするからでしょう。

これハンモックにバグネットを取り付けた状態です。虫除けに快適です。そして包まれる安心感もありながら、360度周りが見えるもいい感じです。鳥のさえずりがいい感じでした。

この特別セッションはこちらの特別個人ガイドで対応しています。興味がある方はお問い合わせください。

心身どちらも健全になることを目指しています。

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研修会に行く

brown wooden axe besides brown leather knife holster

東京都キャンプ協会の指導者研修会に参加してきました。テーマは冒険教育と災害時教育プログラムです。

場所は川崎市立黒川青少年野外活動センターで、バーベキューの聖地と呼ばれているところだそうです。アウトドアは聖地が増えましたね。隣ではバーベキューの資格試験がされていて皆さん真剣に肉と向き合っていました。

その隣で、僕たちは指導者研修を受けていたのでした。

午前中は冒険教育で、僕が以前に受けたOBSのJALTとはまた違った冒険教育です。PAと呼ばれているもので研修に特化された形の冒険教育でした。アクティビティと呼ばれるゲームをチームでクリアしていくというもの。目標設定も自分たちで行い、それにチャレンジすることが冒険という意味なんですね。ゲームが終わった後に振り返りを行い何が良かったのかを話し合いチームビルディングのスキルを体験的に学んでいくものでした。

こういうゲームを通じて人が知り合っていく体験型の教育は学びのために重要だと思っています。特に今は座学の学びが主流ですから。体育会系のみならず芸術系でもキャリア系でも重要な位置付けになっています。ゲームってルールがあるので世の中の仕組みと同じなんです。ルールの中でいかに人それぞれの個性を引き出してチームとして結果をだせるのかという体験が、言葉で自己紹介するよりもお互いを知ることができます。

ワークショップデザイナー育成プログラムでは「やってみる」という学びが一番大きかったのだけれど、今回は話しをする話を聞く重要性を感じました。体験としてやってみる、自分が気づいたことを話す、相手の言葉を聞く、そしてまた、やってみるということの繰り返しの中で、コミュニケーションが大事だなと感じました。体力も経験も人それぞれ違うので意見って多様性があり面白いのです。意見に対してやってみるって、その人に対して一番の尊重だと思うんですよね。自分の意見が採用されると自己肯定感も上がりますよね。

午後は災害時教育プログラム。僕は謎に思っていたことがあるのです。災害系のプログラムはアウトドアのイメージがあるからか、なぜか焚き火をおこして調理をするプログラムなのです。実際に都内で薪は手に入らない。災害が起きた時には壊れた家から木材を拝借して炊き出しをするのかと思っていました。また、住宅地で慣れない焚き火をおこせば、強風や火の不始末で火事になり大惨事になりかねません。

東京都キャンプ協会さんはそのところをよくわかっていて、都市部で使えるようなキャンプの知識を伝えてくれるプログラムだったのがとても学びになりました。実際にプログラムを作る時には地域性を考慮されるそうです。

実際には、ガスコンロ、水、食料を備蓄しておくことが都市災害では重要になります。

今まで72時間生き残れればいいかと思っていたのですが、約1週間の備蓄があるのが良いという話を聞き知識をバージョンアップしました。登山経験からのキャンプスキルはあるので、サバイバルの基本であるシェルター・ファイアー・ウォーター・フードの4つをバランスよく使いこなせるようにしておきたいですね。訓練をしておかないと本番ではできませんから。非常食も普段から食べてみて食べれるもの美味しいものを用意しておくことが重要です。5%くらいはアルファ化米が苦手で食べられない人もいますから。事前に食べておかないとわからないものです。

自分をブラッシュアップするよき時間でした。ありがとうございました。

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脱コントロール

woman showing paper with prohibition sign

心理セラピーの世界で、コントロールは手放そうという考え方があります。

  • 自分が自分をコントロールしている
  • 自分が誰かからコントロールされている
  • 自分が誰かをコントロールしている

この3つです。

車に例えるならコントロールはブレーキになるのですが、必要なことではあるのです。ただ、必要以上にコントロールすることは自分自身を縛って身動きがとれない状態になってしまうことがあるのです。

これ、他人からコントロールされている状態はきついです。心身に影響がでることも多くあります。親からのコントロール、先生からのコントロール、上司からのコントロール、社長からのコントロール、神からのコントロールもあるかもしれません。つまり、自分にとっての権威者からのコントロールが問題になります。

人と人が関係性を持つと、コントロールする側とされる側にわかれます。もちろん無意識のレベルです。この問題は上下関係ができてしまうということです。対等な関係性を作ることはできません。究極の人間関係のテーマとは、誰とでも対等な関係性が作れるかということになるでしょう。

むかしむかしあるところにコントロールされてがんじがらめで逃げられないおじいさんがいました。おじいさんの住む村の村長さんはカリスマ村長さんとして有名でした。村長さんは誰もが素晴らしいというような崇高な理念を持っていました。おじいさんは、なんか違うなと思いながらも村長さんの言うがままに従っていたら、身体が壊れ、いつしか心を壊したりしてしまいました。一部の取り巻きをのぞき、多くの村民が村から逃げ出していたので、心身を壊していたのはおじいさんだけではありませんでした。カリスマ村長さんは、村民をコントロールしていたのです。自分の意のままに村民を動かそうとしていたのでした。

この寓話の村を家庭だったり学校だったり会社に置き換えて考えるとわかりやすいかもしれません。

アドバイスをひとつだけしてもいいと言われたら迷わず僕は「逃げろ」と言います。もちろん様々な解決方法はありますが、まずは自分自身の健康のために逃げる選択を持つことが重要だと思っています。家庭や学校は難しい場合がありますが、逃げる選択肢はありとしておくことが大事だと思っています。

なぜ逃げて良いのかと言えば、自分の居場所は他にあるからです。自分にぴったりな場所はあるはずなんです。もしもなければ自分で作ればいいのです。不思議と相性というものがあるので、合う人、合わない人がいるのが当たり前。みんなと仲良くという教育にはちょっと無理があるのではないかと思うのです。

コントロールされて嬉しいと思う人はいません。人は選択の自由を望んでいるからです。この人と窮屈だなと感じる場合、それはコントロールされているのかもしれません。

コントロールされて幸せになる人はとても少ないのです。自発的に行動することでしか幸せは感じられないからです。自ら選んで動くって重要なことなんですよね。

脱コントロール。これは大事な考え方です。

誰かにコントロールされていませんか?
誰かをコントロールしていませんか?
我慢していませんか?

対等な関係性が当たり前の社会にしているのが僕の夢のひとつです。

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あの人が怒っているから止めなさい

man wearing white dress shirt with black necktie

たまに炎上する話題として、電車の中で騒いでいる子供にお母さんが

「あのおじさんに怒られるから静かにしなさい」

というものがあります。

あのおじさん扱いされた人は不快に思います。また、誰かが怒るから止めろという理屈は誤解をうみます。誰かに怒られなければ何でもやって良い、誰かに怒られるかもしれないからやらない、自分が我慢をしているんだから誰かを攻撃しても良い等、違う学習経験をするかもしれないのです。

僕はこの経験をしました。

いや、あのおじさん扱いではなく、この言葉を言われたのです。大人になって、誰かに怒られるから止めろということを言われるとは夢にも思ってもいませんでした。

最初「この人は何を言っているんだろう?」と理解できませんでした。いや、大人と大人の会話ででてくることなんてないからです。

でもね、すぐにわかったんです。

これを言った人、このおじさんのことを恐れているのです。すごいご機嫌取りをしているなとは思っていたんだけど、ただのご機嫌取りにすぎなかったんです。この怒るおじさんとの利害関係があり、おじさんに気に入られるように動いているだけだったのです。

でね、この叱り方はよくないです。

僕はこのおじさんにご機嫌取りをしたいわけではないからもあるんですが、これは置いておいて、何を言っているのかわからないからです。

「誰かに怒られるからやめる」って理由にならないですから。何をやれば、喜ぶ人もいれば、怒る人もいるでしょう。賛否両論どちらもあります。

「誰かに怒られるからやめなさい」を行動基準にすると何もできなくなる思い込みができるかもしれません。

誰かに怒られるのではないかと思って、行動できなくなっていませんか?

もしかしたら、それは幻想かもしれません。

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それって誰の欲求?

やりたい!やった!あれ?

という経験ありませんか?

やりたことをやったら、幸せとか嬉しいとか感じるものです。ところが、何も感じなかったり、逆に不幸を感じたりすることもあります。

なぜでしょうか?

それは癒着の問題です。誰かに癒着しているか、誰かから癒着されているのです。つまり、自分の欲求ではなかったということです。

  • 親の期待に応える。
  • 子の期待に応える
  • パートナーの期待に応える
  • 社会の期待に応える

ということなんです。

よく聞くのは受験だったりします。親が私立の学校に行かせたくて子供に受験をさせるみたいなことです。しかも遊びたいのに、親の期待に背くのが怖くて、期待に応えられないことに罪悪感を感じたり、自分の欲求よりも親の欲求に応えようとしてしまうのです。

「勉強しなさい!」と怒る親も同じです。誰が困るかを考えたら良いのです。そう、子供ですよね。これは親の問題ではなく子供の問題です。なぜ怒るのかを考えてみるといいかもしれません。

人は誰かの役に立ちたいという本能があります。それの不健全な使い方ですね。誰かの欲求を自分の欲求と勘違いすることは。

自分の欲求を他人の欲求にも拡大されて応援されるのは健全な使い方です。この場合、欲求が叶えば自分も嬉しいし周りの人たちも嬉しいということが起きるのです。

義務教育は中学校までです。でも高校に進学する人は多いし、大学や専門学校に行く人も多いでしょう。その中で、本当に心から学びたくて通う人はどれくらいいるのでしょうか?

いや、僕も自身ありません。本当に学びたかったのか疑問もあったりします。だって、あれだけ寝てたり、サボりたかったりしてたのですもの。

大人になってから学んだことは自分の意思であることが多いという自負はあります。自分でお金を払って学ぶって大事なことなのかもしれません。また、自分から頭をさげてお金を出してもらうことも重要なことなのかもしれません。

いわゆる「良い子」と呼ばれる人たちは、他人の期待を生きている場合が多いです。優等生を演じている場合が多いです。それと同じくらい悪い子も他人の期待を生きています。他人の期待を生きていることの不満を表現しているだけだったりするんですよね。

僕はもったいないと思うのです。

誰かの期待を背負って嫌な思いをする時間とお金を、本当に心からやってみたいことに使ってみたらどうなのかと思うんですよね。もし、そんな社会になったらどうなるのだろうと想像するとワクワクしてくるのです。

もちろん、失敗もすることもあるでしょう。その失敗を受け入れる自分であり社会であって欲しいと思っています。はじめてのことは誰もが失敗の連続だからです。誰もが転ばずに立ち上がることはできなかったでしょう。そんなものです。

だからチェックして欲しいのです。

「それは自分自身の欲求なのか?」

という問いです。もし、あなたが幸せを感じていないなら、親の期待、子の期待、パートナーの期待、社会の期待ではないかと疑ってみて下さい。

期待して良いのは自分自身にだけです。もし、イライラしているなら誰かに期待しているサインかもしれませんよ!

それって誰の欲求? と問うのは時々やりたいことですね。

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高尾ビジターセンターに買い物に(高尾山40回目)

大人になってからの高尾山に登るのも40回目になりました。初めはマラソンを走りたいがためのトレーニングだったのに、いつの間にか山登りが好きになっていました。

今回は、高尾山山頂にある高尾ビジターセンターに買い物に行って来ました。ここには高尾山にまつわるオリジナルの商品があるんですよね。最近はオンラインショップも出来ましたが実際に訪れて買うことに意味があるのです。

50代を超えると始めることよりも終わらせることに焦点をあてることが大切です。今まで心を込めてやってきたことでも情熱はなくなることもあります。それを惰性で行うのではなく終わらせることで新たな始まりも見えてきます。人の興味は年齢と共に変わっていくことがあるんですよね。肉体の変化が精神の変化を生み出します。

先日のブログ「卒業」で、ホタルの会の有志の皆様から集めたお金が余りました。多くのドネーションありがとうございました。これは初めから余剰分は記念品を贈ろうと決めていたのです。何を買うのか悩みに悩んで、卒業される方の趣味嗜好と高尾を好きのままでいて欲しいという願いを込めて、高尾ビジターセンターに買い物にいきました。

僕も愛用している「東京の自然に暮らす生きものTシャツ」と最近発売された「高尾山花めぐり手ぬぐい」を選びました。このTシャツは卒業される三木さんの好きなホタル、サンショウウオ、チョウなどが詰まったものです。モンベルなので機能性もあります。(詳細はこちら

そして、その足で新宿御苑に行きご本人にお渡ししてきました。喜んでいただけたようで何よりです。ホタルの会で感じて来たことをシェアしあい終わったことを労いあいました。そうなんです。僕自身もこの会を完全卒業です。しげちゃんのコンセプトとビジョンに共感して始めたことなので僕も終わりなのです。きっとここで得たことはまた違うところで生かされることでしょう。

定点写真

行きは6号路を50分で歩き、帰りは稲荷山コースを61分で。

残念ながら富士山は見えず。それでも雨に濡れた新緑が気持ちが良いし、素足で感じる泥は心地よかったです。

毎日をゴキゲンでいるために高尾の自然の中でマインドフルネスを味わうハンモックフルネスという活動をしています。詳細はこちら→https://www.hammockfullness.com


悪気がないのが一番ヤバい

「あの人、悪気なくて何も考えていないだけですよ」

という話しを聞くことがあります。「これはあの人は悪くなくて、根は良い人なんです。だから嫌わないであげて下さい。」という意味で言われることが多いのです。

そうかもしれません。

僕ら心の世界を扱う人からすると、一番ヤバい人が悪気がない人です。

悪気があってやっている人は確信犯です。加害者になることを自分で選んでやっています。自覚があってやることはまだマシなんです。止めることができるから。

根が良い人かどうかって、社会においてはあまり意味がないことです。実際の言動が重要です。性格が良かろうが悪かろうが周りの人たちとうまく付き合うことはできるのです。根が悪くても良い人を演じることができます。ただ、演じているうちに良い人になることも多いです。

無意識でやっていることに注意を向けることが必要です。

無意識でやっていることって、以前は意識的にやっていることなんです。意識的なことを繰り返していくうちに無意識でできるようになる。原因はあるのです。無意識でやっていることは原因を忘れているし、今現在、被害にあっている人には関係ないことなのです。

特に今の時代、パワハラ、セクハラを自覚する必要がありますね。

昭和世代に人たちは特に意識を時代に合わせていくことも重要ではないかと思います。

悪気がない人ってタチが悪いという話でした。

えっ?そんな人に出会ってしまったらどうするかって?
そりゃ逃げるが勝ちです。

投影の法則を考えれば、自分を見つめたり、癒やしたりするのも大事ことです。

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